嫁日記(36)

2003年6月12日
東京日和ほぽです。

ていうか、ほぽは私の中で秘密の呼び名だったのに、恥ずかしいったらありゃしない。

ダンナも書いているけど、麻布十番の小さなお好み焼き屋の話。本当は六本木ヒルズでご飯を食べようと思っていたが、どの店もやたらに高い。かといって、ちょっと安い目のところはよくあるチェーン店だったりしてガックリ。そして美味いのか美味くないのか分からないくらい、どの店も行列...。はぁ。。。もう疲れて歩きたくはないんだけど、近くだというので麻布十番まで歩く。

以前麻布十番に来たことがあって、商店街を探検したことがあるんだけど、いやぁ。麻布十番はいいです。商店街最高です。

「ここにしようよ。」とダンナが指差したそこは、奥へと続く道というか...なんてゆーんでしょう。玄関の踏み石みたいなものが続いていて...ええっと。京都でお昼によく行っていた「かつくら」みたいな。「かつくら」は安いけど、京都のちょっとした料理屋によくある玄関へ続く道なんだけどなぁ。うーん。分からんか。

まぁそんなところで、奥の店(らしきもの)の入り口には手書き看板で、申し訳なさそうに

「お好み焼き マックちゃん」

...ハンバーガー?コンピュータ?ちゃん付けはいかんよ、ちゃん付けは。しかも麻布十番のHPにその名前なし!どういうことなんだろうか...。

マックちゃんはないけど麻布十番商店街のページ
http://www.azabujuban.or.jp/top.htm


その店のTVの古さといい、TVに映し出される巨人戦といい、それを観ながら野球談議に花を咲かせるにいちゃんたちといい、今じゃトンと見かけないアルミの急須といい、セルフサービスのビールといい、隙具合といい...本当に一昔前の東京を満喫!(私が想像するに、一昔前の麻布十番はこうだったんだと思う。いや、こうであって欲しい。)店の人といえば、お好み焼き焼いているおばちゃん一人。

さらにその店で私がビックリしたこと。ソースは定番「おたふくソース」である。それはいいとしよう。お皿を見ると「おたふくソース」。さらに、コテ(って言うのかな?あの切り分けたりするときのヘラみたいなやつ)にも「おたふくソース」の文字が...。まさに、シャネル好きな人が、なんでもかんでもシャネルで揃えてしまうように、そこのおばちゃんはすべて「おたふくソース」ブランドで揃えていた。見たことありますか?「おたふくソース」のお皿...。ダンナに言ってもいまいちビックリしてもらえなかったけど。

渋谷も六本木ヒルズも人が多くて本当に疲れ果てていたんだけど、かなり長居しました。これが普通の居酒屋だったりレストランだったりしたら、いつものように30分で店を出たやろうな。

嗚呼、東京。意外と捨てたもんじゃない。

お金あったら麻布十番に引っ越したいね。麻布十番あたりって高いの?

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