嫁日記(28)

2003年1月22日
心理学者は何を研究してんねやろうな。

近所に当たり付の自動販売機があって、ミルクセーキを買ったら

ピピピピ...ピッ...ピッ...ピッ...ピ〜〜〜♪

思わず『...誰も周りにおらんかったやろうな...!』と無意味に辺りをうかがってしまう様な音がした。

1本当たった。

めちゃくちゃうれしい。そしてすごい得した気分。

120円のジュースが。

もし、なんかしらん、懸賞に応募して120円のモノが当たったとしよう。例えば分かりやすく金券で120円分の全国百貨店共通商品券が当たったとしよう。

うれしいか。

三越で10000円の買い物して、その120円分の全国百貨店共通商品券を出しても、確かに120円得なのに、ちいともうれしくないわけで。

人間の中のモノの計り方って面白いなぁと思うのでした。こんなの、心理学部とか行っている人は、学問として分析したり研究したりするんやろうか?

どうしてその時「心理学者は...」などと、大そうなモンが出てきたのか、今となっては自分で振り返っても訳の分からない事を考えながら、アツアツのミルクセーキと缶コーヒーを手に帰宅したのでした。

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