嫁日記(11)

2002年9月5日
大きいおばあちゃんのバナナはどこへ?

結婚儀式の涙ちょちょ切れるつらい話は、また今度。

ダンナk-utuにはひいおばあちゃんがいる。ダンナはひいおばあちゃんの事を「大きいおばあちゃん」と言う。この日記のお気に入りにある「ぼくらの7日間エドサリバンショー」さんのひいおばあちゃんでもあるんだけど、ぼくらの7日間エドサリバンショーさんも「大きいおばあちゃん」と呼んでいますかね?

おっきいおばあちゃんは幾つだったか...96歳だかそのくらいだったと思うんだけど、残念ながら「元気」とは言いがたく、寝たきりになって7年。ほとんどしゃべらないし、立って歩くことできないし、ダンナのことを自分の孫だと...自分の身内だと分かっているのかどうかさえ疑問。

で、先日ダンナの実家に帰った時に、おっきいおばあちゃんに挨拶をした。にこにこしていた。その時おっきいおばあちゃんは、丁度朝ごはんの時間。今日のメニューは小さく切ったパンと小さく切ったバナナです。

7年間寝たきりで、自分で用を足す事もできない「おっきいおばあちゃん」だけど、ご飯だけは自分で食べる。手づかみで、なぜだか一旦お皿の中身をテーブルの上に並べて、それから食べるのでした。

パンを3つ程皿から取り出して並べ、それから口へ。食べるのは結構早い。しばしダンナと二人で見ていると、今度は皿からバナナを2つ取り出して並べ...

あ。

おっきいおばあちゃんはそのままバナナを手でつかんで、布団の中に...。またパンをつかんで並べて食べる。それからお皿に残っていたバナナも食べる...。

布団に隠したバナナは、私たちがいなくなってから食べたんやろかー。

とっても気になるのでした。

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